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2021/10/01
寝起きに腰が痛いのはなんで?  
普段、そこまで腰痛が気にならない方でも、寝起きにギックリじゃないけど、あ゛〜腰が痛い〜っていう方、いらっしゃると思います。
パッと起きられず、寝床でゴロゴロして腰に気を使いながらゆっくり起きますよね。

あお向けで寝ると、首、肩、腰は特に体重の負担が集中する部位です。

眠っているからリラックスしているはずですが、なぜ痛くなってしまうのでしょうか?
今月は「寝起きに腰が痛いのはなんで?」を書いていきます。

なぜ寝起きに腰が痛くなるのか?

1.マットレスが合っていない
寝返りが打てない少ない人は、子どもが隣で寝ている、狭いところで寝ているなど物理的要因がない限り、マットレスの影響は受けやすいです。
マットレスが合っていないと寝返りが打ちにくくなるので、どんなものでも良いというわけではありません。

あお向けで寝ると、腰は寝ている間に体重の負担を受けやすい部位なので、体重が集中することで腰まわりの筋肉は緊張してしまい、疲労物質や痛みの原因物質が溜まってしまいます。

そのため、寝起きの際に腰が痛くなってしまうので、マットレスの性能は睡眠時の腰の痛みに大きな影響を与えます。

寝起きに腰の痛みがない方は適度に寝返りを打っているので、寝返りを打つことで姿勢が変わり睡眠中の腰への負担が他の部位に分散されます。


2.眠るときの寝方

あお向けやうつ伏せ、横向きといった同じ姿勢で長時間寝ると、腰に負担がかかりやすくなります。

あお向けで寝ると内臓の重さが常に腰に負担をかけてしまいます。

横向きで寝ると左右のどちらかに負担をかけてしまうので、骨盤は歪みやすくその結果、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

そして、腰に一番負担をかける寝方がうつ伏せです。

うつ伏せで寝ると、重力で内臓の重さの影響を受けて腰が反ってしまうため、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

3.血流不全
腰まわりの血流が悪いと疲労物質や痛み物質が蓄積し、寝起きの腰の痛みの原因になってしまいます。血流を悪くする要因にはどんなものがあるのでしょうか?
①冷え
ヒトは冷えを感じると、血管を収縮させて体温を外へ逃がさないようにする働きがあります。
なので、夏場はクーラーを使用して寝た場合には、部屋の温度が低いと血流が悪くなってしまいます。
寝ている間の部屋の温度管理、タオルケットや布団を上手に使わないと、寝起きの腰痛につながりかねません。
②ストレス
冷えで血管が収縮する話をしましたが、ヒトはストレスを受けることでも血管を収縮させる働きがあります。つまり、ストレスで交感神経が刺激され血管が収縮されてしまうのです。
交感神経が刺激されると脳が興奮状態になります。このままの状態で寝ようと思っても、なかなか寝つけなかったり、夜中に起きてしまったりすることがあるので睡眠の質を低下させてしまうことにもつながります。
③更年期障害
血流が悪くなる原因として、冷えと交感神経を書きましたが、交感神経を刺激するもう一つの要因が更年期です。
女性の場合、更年期による女性ホルモンの乱れが心身のバランスを乱され(ストレスになる)、さらに自律神経バランスまで乱されてしまうと交感神経が働きやすくなることで前述したように血流が悪くなってしまいます。睡眠以外のむくみや手足のしびれ、冷え性などの腰の痛み以外にも不調が出やすくなるので対策は必要です。

4.体重過多

マットレスが合っていないところで書きましたが、体重過多で寝返りが打ちにくい柔らかいマットレスを使用していると、寝ている間の腰への負担はかなり大きくなるので、寝起きの腰の痛みは生じやすくなってしまいます。


寝起きの際の腰痛対策

寝起きの際の腰痛を軽減するにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?

 

1.からだのために性能の良いマットレスを使う

マットレスには多少の硬さが必要です。柔らかいマットレスはふかふか感があって気持ち良いのですが、衝撃や重さを吸収するので反発力がなく寝返りが打ちにくいです。

しかし、硬いマットレスは反発力があるのでスムーズに寝返りが打てます。つまり、寝返りの少ない人が柔らかいマットレスを使用すると、寝起きの腰の痛みが強くなってしまいます。

そこで、寝返りの少ない人へのオススメは、硬めの高反発マットレスが良いでしょう。適度な硬さが反発力になって、スムーズな寝返りをサポートしてくれます。

ただし、寝心地は硬いので「柔らかいほうが良い」という人には合わないです。

柔らかいマットレスの方が良いという方には低反発マットレスが良いでしょう。

低反発マットレスは「体圧分散性」に優れているのが特徴で、特定の部位に集中する体重を全身に分散させることで、負担を軽減させる性能があります。

高反発のマットレスでしっかりと寝がえりを打つか、低反発マットレスで体重を全身に分散させるかが大切になってきます。

2.寝る姿勢に気をつける

マットレスの種類と合わせて考えないといけませんが、寝る姿勢を作るのも重要です。

寝る姿勢で一番良くないのは、うつ伏せで寝ることです。うつ伏せで寝ることで腰椎が過度に伸展する(腰が反ってしまう)ために痛みが出やすくなってしまいます。

また、あお向けで寝るのも、腰椎が伸展しやすいからだの状態の場合は注意が必要です。あお向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れることで股関節が少し曲がるのに合わせて腰椎も少し屈曲するので腰痛予防に効果を発揮します。

横向けで寝る場合は、ほとんどの方が自然に膝を少し曲げるので腰椎を軽く屈曲するため痛みが出にくい姿勢を作ることができます。しかし、寝返りが打てずに長時間横向けで寝てしまっては、左右のどちらかに負担をかけ続けてしまうので、肩や腰に痛みが生じてしまいます。


3.冷えの対策をする

特に夏場は短パンで寝る方もいらっしゃるかと思います。膝から下が冷えやすくなるので、タオルケットや布団を上手に使うのも対策できる一つの方法です。
あと、運動を習慣化して筋肉量を増やし、冷え性対策につなげられると良いですね!
ヒトの体温は筋肉で作られるので、ウォーキングから始めて徐々にジョギングやランニングへと移行して、強度の高い有酸素運動を数ヶ月続けるだけで筋肉量を増やすことは可能です。

4.ストレッチをする
2021年6月1日のブログで書きましたが、お風呂上がりに腰を曲げたり、反らしたり、ねじったりのストレッチをするのも予防になります。

就寝中に寝返りが打てていれば寝起きの腰痛の心配はありませんが、上手く寝返りが打てていないと寝起きで腰が痛くなってしまいやすいです。
上記4つの対策で寝起きの腰痛は軽減されると思うので、少しでも気持ちの良い朝を迎えられると良いですね。
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

糸井中国整体術

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