さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、首・肩こり、自律神経症状、慢性症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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2023/08/30
水分、上手に摂れていますか?  

9月になっても暑い日がまだまだ続く予報が出ていますね。

熱中症に気をつけるのはもちろんのこと、夏バテにも気をつけましょう!

さて、9月でも上手に水分を摂らないといけませんが、熱中症予防のためにどのような飲み物を、どのタイミングで飲めば良いのか、わかっているようで意外と知られていないものです。
もしものときのために、再確認しておきましょう。

スポーツドリンクと経口補水液の違いとは

スポーツドリンクは、水分、カルシウム、マグネシウム、ミネラルだけでなく、エネルギー源になる砂糖や果糖をからだの中に摂り入れる事ができる飲み物です。
経口補水液は、ナトリウムやミネラル、糖分をスポーツドリンクと同様に含んでいますが、一番の違いはからだの体液と同じ浸透圧に調製されているので、スポーツドリンクよりもからだに吸収されるのが早く「飲む点滴」ともいわれる飲み物です。
味の違いは、スポーツドリンクは甘味をしっかり感じることができ、経口補水液は塩分が多く含まれているので塩味を強く感じます。

どんな時に飲み分けるのが良い?

日常生活での発汗であれば水やスポーツドリンクからの電解質を体内に摂り入れる事で十分とされています。

スポーツドリンクは、水分や塩分だけでなく消費されているカロリーも補えるので、激しい運動や長時間で大量の汗をかいて、塩分やミネラルが失われるような状況の時に飲むのがおすすめです。

しかし、炎天下で激しい運動をし、大量に発汗している場合にスポーツドリンクを飲んでいても、からだは徐々に熱中症の状態に近づいていく恐れがあります。
そんな場合はスポーツドリンクよりも経口補水液にするほうが良いでしょう。

経口補水液は、熱中症など軽度から中等度の脱水症状があるとき、ノロウイルスなどの急性胃腸炎、インフルエンザなどにかかり発熱・下痢・嘔吐などによって脱水状態にあるとき、食事の量が少ない(食事を抜く)ことで起こる脱水症状、高齢者が水分をとれないときなどに経口補水液が推奨されています。


飲み過ぎたらどうなるの?

スポーツドリンクはエネルギーを補給するという目的もあるので、糖分が多く含まれています。

水やお茶のように1日を通して少しずつ飲むことで、肥満や糖尿病の原因になるほか、虫歯になる可能性もあるので注意が必要です。

経口補水液は、一時的に大量に飲むことでナトリウムの過剰摂取になり、高血圧になる可能性があります。

高血圧の方や腎臓・心臓などの治療をされている方が日常的に摂取すると逆効果になってしまいます。

健康な人が熱中症対策として、水の代わりに日常的に飲むのにはふさわしくない飲み物です。


飲み方

スポーツドリンクにもいろいろと種類があり、甘さが強いものもあれば、あらかじめ薄めにしてあるものもあります。
甘さが強いな、気になるなと感じるときは水と1:1で薄めて飲むのもありです。
ちなみに私は水で1:1で薄めて飲んでいます。
喉が渇いて、がぶ飲みするようでは胃腸に負担をかけてしまうので、こまめに摂るようにしましょう。
経口補水液は体液と同じ浸透圧に調製されているので、薄めずにこまめに摂るようにするのが良いです。
「経口補水液は脱水症状がみられてから」という人もいますが、熱中症になってからの対策よりも、予防することも大事なのは言うまでもありません。
特に高齢者の方であれば、からだが脱水していることを察知しにくくなっている方もいるので、本人が自覚しないうちに熱中症が進んでいることもあるので、あらかじめ主治医に飲む量の確認などが必要でしょう。


まとめ

屋内で過ごしていて、食事もちゃんと摂れていてるくらいなら水分補給はお茶や水で良いです。

スポーツをやるとか、大量に汗をかくような場合はスポーツドリンクが良いです。

スポーツドリンクを飲んでいても、熱中症の状態に近づいていく恐れがある場合はスポーツドリンクよりも経口補水液にするほうが良いでしょう。

発熱、下痢、嘔吐、めまい、ふらつき、からだのだるさ、頭痛、皮膚や唇の乾燥、吐き気、汗が出ないなどといった脱水症状が現れたときには経口補水液を飲むようにしましょう。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

2023/08/01
肩が凝ったら、凝っている所ばかりほぐしていませんか?  

今月は「肩こり」について書いていきます。


肩が凝ると、肩の鈍痛や背中の張り、頭痛、首が回せなくなったりするため、凝っている所をグリグリ、モミモミ、ストレッチしたり、首をボキボキ鳴らしてみたり、鍼灸で血行を良くしてもらったりすると気持ち良いですよね。
でも、施術してもらったのに時間とともにまたつらい症状が戻ってきて、再び凝っているところグリグリ、モミモミ。。。していませんか?
肩こりの原因は、座って同じ姿勢で仕事をしていると常に肩に力が入りすぎている結果、首・肩周りの筋肉がガチガチに凝ってしまって、血行も悪くなってしまっていると思いますよね。
間違いではありませんが、首・肩周りの筋肉の凝りの原因はそれだけじゃないんです。

ヒトのからだの筋肉は使いやすい筋肉ばかり使ってしまうので、アンバランスに筋力を発揮している結果として少しずつ関節が正常な動きを失い、歪む、ズレる、凝るといった症状がでてきます。
関節を構成している筋肉は、バランス良く力が発揮できていると正常な動きができるので歪む、ズレる、凝るというような症状は起きにくくなります。
関節が歪んでるから、ズレてるから、凝ってるから筋力が発揮できずに痛くなってくるのではありませんよ。

なので、デスクワークをしているときの姿勢は、使いやすい筋肉ばかりが働いている状態が作り出されている反面、正常な働きをサボろうとする筋肉もあるのです。
そのサボっている筋肉に何もせず放置しているせいで、再び肩が凝ってきて、つらい症状が戻ってきてしまうのです。

では、肩こりの原因になるサボりやすい筋肉は?というと4つあります。
肩こりで悩む方の多くが、肩甲骨と腕をつないでいる所の関節を構成している筋肉がサボっている、働きにくくなっている状態です。
その構成している場所を鍛えるべき筋肉が、背骨から肩甲骨の内側までつないでいる菱形筋(りょうけいきん)と脇の下の肋骨から肩甲骨の内側をつないでいる前鋸筋(ぜんきょきん)です。
菱形筋がサボると首の後ろの筋肉がガンバってしまいます。頭と首を下側から支えてくれる筋肉です。
前鋸筋がサボると鎖骨の下の胸の筋肉がガンバってしまうため、肩甲骨が外側へ移動しようとしてしまうため巻き肩になってしまいます。
また、第1肋骨から首につながる筋肉もガンバってしまうため、首こりやストレートネックの原因にもなってしまいます。
この2つの筋肉がサボる、働きにくくなることで、頭と首を支えている筋肉(肩が凝ると手で触ってしまう場所)が凝ってしまい、その結果、首が回しにくくなったり、痛くなったり、ストレートネックになったりしてしまいます。

残る2つの筋肉は、肩甲骨の前面から上腕骨上方の内側をつないでいる肩関節の前部分を支える肩甲下筋(けんこうかきん)、肩甲骨の外側と上腕骨上方の後ろから肘の後ろをつないでいる肩関節の後ろを支える上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)です。
上腕三頭筋は、女性がダイエットで気になる場所のひとつ、二の腕と言われる場所です。
肩甲下筋がサボると腕の力こぶができる場所の筋肉、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)がガンバってしまいます。
肘の前につながっているので、肘の痛みがでることもあります。
また、肩甲下筋は前鋸筋とつながっているので、前鋸筋がサボると肩甲下筋も同時にサボってしまうので巻き肩の原因にもなる筋肉です。
上腕三頭筋がサボると上腕二頭筋と肩甲骨の後ろで上方と外側の筋肉がガンバってしまいます。
肩の後ろが痛いときは、この筋肉がサボっているのです。

この4つの筋肉の働きが悪くなると、肩こりに限らず「四十肩」、「五十肩」といったことにもなってしまいます。
肩が凝っている場所を揉んだり、伸ばしたり、首や背中をボキボキ鳴らすなら、肩こりの原因になっているサボリ筋を鍛えるのが症状の戻りがない方法です。
サボリ筋を放置していては、良くなるものも良くならないです。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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