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2024/10/31
ストレスだけじゃない
昼夜の寒暖差で自律神経症状が出ることもありますよ!  

10月中頃くらいから気温も落ち着いてきて過ごしやすくなってきたけど、なんだか疲れやすい、からだが重く感じる、頭痛、めまい等といった症状ありませんか?

病院で診察を受けるほどではないけど、からだの調子がいまひとつ良いとは言えない。

それは、昼夜の寒暖差の影響で自律神経が乱れているかもしれませんよ。

自律神経の乱れは、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて生じてしまいます。


自律神経が乱れる原因

1.ストレス

自律神経の乱れはストレスが影響していることが多いといわれています。

なんらかのストレスを受けると、私たちの体はいつも通りの状態を保つためにさまざまな反応をします。

その一つが交感神経を活性化させることです。

ストレスを受けるとそれに対応するために交感神経が優位になり、身体がストレスを乗り切ろうと戦闘態勢になっている状態になってしまいます。

しかし、このような状態が長期間続くと、心身が耐えられる限界を超えてしまい自律神経のバランスが崩れ、不快な症状が出てきてしまいます。


2.不規則な生活習慣

ストレスと並んで自律神経の乱れに影響を与えているとされるのが、生活習慣の乱れです。

睡眠や食事など、昼夜の変化に合わせて体温やホルモンの分泌なども必要に応じて変化させています。

自律神経も同じリズムで働いており、朝目覚めると交感神経が優位に、夕方から夜にかけては副交感神経が優位になります。

しかし、昼夜逆転の生活や慢性的な寝不足、不規則な食習慣、眠る直前までスマホで動画などを見るなどを続けていると、生体リズムが乱れ、自律神経の乱れにもつながります。


3.季節の変化

季節が変化するタイミングで身体の不調を感じる方は多いと思います。

季節の変わり目には気候が不安定だったり、異動や新学期など環境面でも変化が多かったりする時期にも症状がでてきます。

特に、春や秋の気温は昼夜の温度差が10℃もあったりして、気候に適応しようとする身体的な負担、進学や進級、就職や転職など心身へのストレスにつながる要素が多く、自律神経のバランスも乱れやすい時期です。

季節の変わり目は意識して自律神経のバランスを整えるよう心掛けると良いでしょう。


4.更年期障害などの病気

自律神経の乱れはなんらかの病気によって引き起こされる場合もあります。

代表的な病気として知られているのが更年期障害です。

女性ホルモンは脳の視床下部(ししょうかぶ)という場所から指令を受け、卵巣で分泌されます。

しかし、卵巣の機能が衰えると、視床下部からホルモンを出す指令が出てもその通りに卵巣からホルモンを分泌することができません。

そうなると、脳は混乱して「ホルモンをもっと出さなければ」と必要以上の指令を出してしまいます。

自律神経も視床下部によってコントロールされているため、混乱の影響を受けて乱れてしまい、さまざまな症状が起こってしまいます。

また、男性にも更年期障害があり、何らかの理由によってテストステロンの分泌量が減少すると自律神経症状が現れることがあります。

テストステロンの分泌量が減少する理由は、加齢によってテストステロンをつくる細胞が減る、視床下部からの指令が減ることなどが指摘されているほか、ストレスの影響も大きいといわれています。


自律神経の乱れからくる症状は?

・疲れやすい、疲れが取れない

 いつもより早めの時間に寝ても疲れが取れておらず、朝から体が重く感じる。

 たいして疲れるようなことをしていないのに疲れを感じるといった症状は自律神経からくることもあります。


・首や肩こり、背中がガチガチ

 首や肩こりをいつも感じているけど、たいして変わった事もしていなくて、いつも以上にコリを感じる、頭痛、めまいまで出てきたときは自律神経の乱れから来ている場合もあります。


・寝つきが悪い、眠りが浅い、ぐっすり眠れない

 日中の緊張やストレス、夜は寝る直前までスマホを見てしまうといった事が、からだの休息モードに切り替わらず、睡眠のリズムが乱れて寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりしてしまいます。

 脳が十分に休息できていないまま朝を迎えてしまうので、朝から疲労感を感じてしまいます。


・胃腸の働きが悪くなる

 胃や腸などの消化器系は自律神経がコントロールしています。
 交感神経が優位に働きすぎることで胃腸のはたらきが弱くなり、食欲不振、胃痛、胃もたれ、食べると吐き気がするといった症状がでてきます。
 そして、腸への影響としては「便秘・下痢」といった症状がでてきます。
 また、便秘と下痢を繰り返すケースもあり、これはかなりストレスが強く、常に交感神経が緊張していて心も体も休まらない人の特徴です。

・動悸、高血圧、息切れ、息苦しい

 激しい運動をしているわけでもないのに動悸や息切れがする。

 脈拍があがったり胸が苦しくなったり圧迫感を感じる。

 呼吸をしたときに息が十分に吸えておらず、浅い呼吸になっている。

 左胸がズキズキと痛い、針で刺されたみたいにチクチクと痛む。

 これらの症状は病院で受診して検査をしても異常がない場合です。

 異常がない場合は自律神経の乱れからくる症状の場合もあります。

 ストレスで交感神経が高まると筋肉が固くなり、その中を通る血管も細くなってしまい、細くなった血管に酸素や栄養を流すために心臓の拍動が活発になって血液を送り込もうとしするため、動機、高血圧、息苦し

 い状態になってしまいます。


・めまい、ふらつき

 体や天井、まわりがぐるぐる回る、目がまわるというような回転性のめまいではなく、足が地に着いていないように感じるめまい、ふらつく、姿勢がゆらゆらして保ちにくいといった浮動性のめまいは、自律神経の

 乱れからくるものです。


・微熱が続く
 微熱が続く場合、いろいろなことが原因で起こります。
 しかし、女性の場合は生理、妊娠、更年期によって起こる場合もあります。
 検査しても異常がない場合は、自律神経の乱れからくる微熱の場合もあります。

・ほてり、のぼせ、冷え、寒気
 ストレスによって交感神経が活性化すると筋肉は硬くなり、血流が悪くなってしまいます。
 血液は全身に熱を運ぶ役割があるので、その流れが悪くなると、ある部分には熱が集まってほてりやのぼせ、ある部分には熱が行き届かずに冷えといった症状が起こります。
 暑くないのに顔だけがほてる。
 夏でもないのに顔から汗がでる。
 手足は冷たくて顔だけが赤くほてる。
 手足や体は冷えているのに顔だけがほてる「冷えのぼせ」の状態は、自律神経の乱れから起こる特徴です。

・精神症状

 あせりや不安感にかられる。

 ちょっとしたことでパニックになる。

 些細なことでイライラしてしまう。

 冷静になれない、落ち着かない。

 やる気がでない。

 特に理由はないが、なんとなく憂うつな気分になる。

 気分の落ち込み、腹が立ったり、怒りっぽくなるといった感情の起伏が激しくなる。


乱れた自律神経を整えるには?

1.ストレス解消を心がける

心身のリラックスや気分転換になることを取り入れて、ストレスにうまく対処することが自律神経の乱れを整えるための重要なポイントになります。

例えば、整体に行く、散歩や体操などをして体を動かす、趣味を楽しむ時間を持つ、ゆっくりと入浴する、おいしいものを食べたりするなどさまざまな方法があります。

どのストレス対処法が合うかは人それぞれですので、ご自身に合った方法を試してみてください。


2.生活リズムを整える

生活習慣が乱れた状態が続くと、間違いなく自律神経にも悪影響を及ぼします。

食事や睡眠・休息、仕事など昼夜の活動のバランスを意識して、生活リズムを整えることが大切です。

バランスの取れた食事と十分な睡眠をとり、適度な運動は必要です。

そして、仕事を頑張ることは大切ですが、働き過ぎたり無理をしたりしないようにすることも必要です。

生活リズムを整えることは、身体機能を正常に保ち、精神を安定させることにつながります。

自律神経のバランスを整えるためには、まずはストレス解消を心掛け、生活リズムを整えることが重要です。

普段の生活を見直して、できるところからはじめてみてはいかがでしょうか?


最後まで読んでいただきありがとうございました。

糸井中国整体術

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