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京都市右京区西京極西衣手町18-2
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2020/01/01
女性に多い片頭痛。どのように対処すれば良い?  
緊張型頭痛の次に多く、20〜40代の女性に多い片頭痛ですが、対処を間違えると悪化してしまうので注意が必要です。

典型的な片頭痛は、こめかみから眼のあたりがズキンズキン、ドクンドクンと脈打つように痛みが数時間から3日程度続きます。頻度や持続時間は個人差がありますが、周期的にくり返すこともあります。
頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障をきたすこともある発作性の頭痛です。


片頭痛の特徴

からだを動かして頭の位置が変わるような日常動作、例えば、前かがみ姿勢や階段の上り下りといった動作などで、動くと悪化することです。

頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの症状もあり、光、音、におい、気圧や温度変化に対して敏感になることも特徴です。

片頭痛の原因

はっきりと解明されていませんが、脳の視床下部という場所に関係があると考えられています。

視床下部は、ホルモンや体温の調整、心臓の機能維持など重要な働きをする場所です。この場所で脳の電位や脳内物質など何らかの変化が起こることで、顔の皮膚感覚を伝える三叉(さんさ)神経の炎症や脳内の血管が拡張することで三叉神経に刺激を与えて痛みが発生するのではないかといわれています。三叉神経の一部には脳血管を取り巻くように通っているので、脈を打つようにズキンズキンと痛みを感じるのです。

 

片頭痛が起きる引き金

個人差がありますが、女性で多いのは月経であることがわかっています。

月経が始まる数日前から痛みが起きる人が多く、女性ホルモンが強く影響しているともいわれています。

視床下部は女性ホルモンの分泌、睡眠、食欲などの働きをする場所のため、月経、出産や更年期、寝不足や寝過ぎ、空腹などのからだのストレスも影響してきます。 

週末の寝だめや二度寝は、空腹と寝だめが重なって頭痛を余計に招いてしまうので、規則正しい睡眠をとるように心がけたいですね。

また、視床下部は自律神経も司っているため、ストレスを受けたり、解放されたりしても片頭痛を起こす引き金になると考えられています。

さらに、食べ物でも引き金になるようで、チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワインなどといったものは血管を拡張させてしまうので気をつけた方が良いですが、個人差はあります。

 

片頭痛の対処方法

①冷たいタオルなどで痛む場所を冷やすと血管が収縮して痛みの軽減になります。

 入浴や温める対処、マッサージは血管を拡張させてしまうため痛みが増してしまいます。緊張型頭痛の対処方法とは逆になるので気をつけてください。

②頭痛の最中にからだを動かしたり、光や音に敏感になって痛みがさらに増してしまうので、静かで暗い場所で横になって休むようにしてください。

③カフェインを適量に摂る。カフェインは血管を収縮する働きがあるので、コーヒー、紅茶、緑茶を痛みの初期に飲むと軽減します。ただし、連日過剰摂取は逆に頭痛を引き起こしてしまうので禁物です。
 また、マグネシウムやビタミンB2を多く含む食べ物で予防することが可能です。 
 マグネシウムは、細胞の代謝に関わり血管をリラックスさせ、炎症を鎮め、エネルギーの消費効率をよくします。マグネシウムを多く含む食品:大豆・大豆製品、海藻類、炒りごま等。
 ビタミンB2は、脳細胞の何らかの異常で起こると言われている細胞に作用して、機能を正常にし片頭痛の予防効果を発揮すると考えられています。ビタミンB2を多く含む食品:うなぎ、レバー類、ほうれん草等。

片頭痛の治療法

病院での片頭痛治療は薬物療法が中心になります。
よく使われる治療薬は、三叉神経周囲の炎症を抑える作用と脳血管を収縮させる作用のある薬です。
しかし、脳梗塞、狭心症や心筋梗塞など心疾患がある方は悪化させてしまうリスクがあるので、この治療薬は使えません。高血圧などがある方は、状態によって使用を控えることもあります。
また、予防薬を使った治療法もあり、必要に応じてカルシウム拮抗薬や抗うつ薬など、痛みに敏感になっている脳に対して作用のある薬を使う方法もあるようです。

女性にとっては生活の質(QOL)を大きく損ねかねない症状の片頭痛ですが、一時しのぎにしてしまいやすいともいわれています。

市販の頭痛薬を過剰に服用することが原因で、頭痛を起こす日数が増えたり、痛みの強度が増したりする薬物乱用による頭痛に陥るケースもあるようです。市販薬の過剰服用から陥ることも少なからずあるようなので気をつけてください。

頭痛は筋緊張とも関係しているので、ゆるめていくことで症状の改善をしていくことができます。
ただし、激しい頭痛や頑固な頭痛の場合は危険な病気のサインかもしれないので、躊躇せずに医師の診察を受けるようにしてください。

糸井中国整体術

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