9月になっても暑い日がまだまだ続く予報が出ていますね。
スポーツドリンクと経口補水液の違いとは
スポーツドリンクは、水分、カルシウム、マグネシウム、ミネラルだけでなく、エネルギー源になる砂糖や果糖をからだの中に摂り入れる事ができる飲み物です。どんな時に飲み分けるのが良い?
スポーツドリンクは、水分や塩分だけでなく消費されているカロリーも補えるので、激しい運動や長時間で大量の汗をかいて、塩分やミネラルが失われるような状況の時に飲むのがおすすめです。
経口補水液は、熱中症など軽度から中等度の脱水症状があるとき、ノロウイルスなどの急性胃腸炎、インフルエンザなどにかかり発熱・下痢・嘔吐などによって脱水状態にあるとき、食事の量が少ない(食事を抜く)ことで起こる脱水症状、高齢者が水分をとれないときなどに経口補水液が推奨されています。
飲み過ぎたらどうなるの?
スポーツドリンクはエネルギーを補給するという目的もあるので、糖分が多く含まれています。
水やお茶のように1日を通して少しずつ飲むことで、肥満や糖尿病の原因になるほか、虫歯になる可能性もあるので注意が必要です。
経口補水液は、一時的に大量に飲むことでナトリウムの過剰摂取になり、高血圧になる可能性があります。
高血圧の方や腎臓・心臓などの治療をされている方が日常的に摂取すると逆効果になってしまいます。
健康な人が熱中症対策として、水の代わりに日常的に飲むのにはふさわしくない飲み物です。
飲み方
まとめ
屋内で過ごしていて、食事もちゃんと摂れていてるくらいなら水分補給はお茶や水で良いです。
スポーツをやるとか、大量に汗をかくような場合はスポーツドリンクが良いです。
スポーツドリンクを飲んでいても、熱中症の状態に近づいていく恐れがある場合はスポーツドリンクよりも経口補水液にするほうが良いでしょう。
今月は「肩こり」について書いていきます。
これは、腰が反るタイプの腰痛です。
・からだを前屈すると痛い
・からだを左右にねじると痛い
・座ってると痛い
このような場合は骨盤が後ろに倒れて、上半身が後ろへ倒れていかないように背中や腰を丸くしてバランスを取ろうとするため、猫背になり、腰椎のカーブはなくなってまっすぐの状態になります。では、この2つのタイプの腰痛の原因はなんなのでしょうか?
骨盤や腰椎が歪んでいるから?ズレているから?
じゃあ、腰椎や骨盤をボキボキ鳴らして矯正して歪みやズレを治せば良いじゃないと思っている方、非常に多いと思います。
先代の時はそれで一瞬で治った経験のある方も多いと思います。
私も同じように幾度となく腰やあらゆる関節を矯正してもらった経験があるので非常に良くわかりますし、信じていました(笑)
つまり、腰の歪みやズレが原因で痛みが出ているという見解でしたから、関節をボキボキ鳴らして「もう、痛ないやろ?」「腰椎のズレは治ったぞ」で終わっていました。
しかし、よく考えてみてください。
腰が歪んでしまうズレてしまう原因ってなに?って思った方、気づいた方、いらっしゃいますか?
すべての関節にも言えることですが、腰にフォーカスして歪みやズレの原因はなんなのか?をさらに掘り下げると、そもそも腰椎や骨盤が歪んでしまう原因は、腰回りを支えている筋肉が本来の働きをサボってしまい、筋力が低下してしまった結果、腰を構成している骨盤や腰椎の関節を支えきれなくなって歪んだりズレてしまうのです。個人差はありますが、腰をボキボキ鳴らして矯正してもらったけど腰の慢性症状が消えなかったり、痛みが戻ってきたり、ギックリ腰を再発したりしませんでしたか?
それは、間違いなく骨盤や腰椎の関節が歪んだりズレたりして痛みを発しているのではなく、本当の原因は筋力が低下してきてしまった結果、骨盤や腰椎の関節が歪んだりズレたりしているのです。また、多裂筋が弱ると腰の前側の最深部で支えている腸腰筋に過剰な働きをかけてしまうので、過緊張で硬くなってしまいます。
進展性によるものは、心臓の近くの大動脈で解離が起きた場合、解離の進み具合によっては首にある内頚動脈や椎骨動脈にまで進展することがあります。
特発性は、動脈解離の原因が不明の場合が、これに当たります。
首には脳に血液を送っている動脈が2対あります。
ひとつは首の前側にある頚動脈、もうひとつは首の骨の中にある椎骨動脈です。
頭部では椎骨動脈の解離が最も多く、椎骨動脈が解離すると突然の激しい頭痛を起こします。このときに適切な治療を受け、血管の裂ける程度が軽症で頭痛の症状のみでとどまった場合は、おおむね重大な問題は起こりません。
しかし、血管の裂ける場所や程度によっては、裂けた血管が詰まって脳に血液を送れなくなったり、解離した場所から血栓と呼ばれる血の固まりが心臓付近から首のほうに向かって血管の中を移動して脳血管を閉塞したりして、脳梗塞を起こします。
その結果、運動麻痺や言語障害や嚥下障害などが出現します。
また、血管の壁が外側まで裂けて、血管外に血液が漏れ出ると、くも膜下出血を起こし、激しい頭痛や意識障害が出現して致命傷になることもあります。
また、タバコは脳を含めた全身の血管に最も悪影響を及ぼすので、動脈硬化を進めてしまい動脈解離を起こす確率が上がってしまいます。
関節矯正はからだをすっきりさせる、症状を一瞬で消す万能な手技ではないことを知っていただけたらと思います。
どんなことでもいえることですが、リスクはつきものです。
すっきり爽快感があるからとか、ポキポキ鳴らしてもらうのが良いんだという思い込みなど、安易な理由で関節をポキポキ鳴らす、施術者に鳴らしてもらうのは、からだにはリスクの高い行為になります。
気をつけていただけたらと思います。
足がつってしまう原因
筋肉は過剰に伸びたり収縮したりすると痛めてしまうので、伸びすぎを防ぐ筋紡錘(きんぼうすい)と、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘(けんぼうすい)というセンサーがあります。
その中で、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下すると筋肉が過剰に収縮して、こむらがえりが発生してしまいます。
ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下してしまう大きな原因には、ミネラルバランスの乱れがあります。
筋肉の細胞にはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、水素の各イオンバランスが取れていることで正常な伸びちぢみができます。
カルシウム、カリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムースにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。
特にマグネシウムが不足してしまうと、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きが低下してしまいます。
ミネラルバランスの乱れ以外にも、運動中や就寝中の発汗による脱水でミネラルが失われる、体の冷えによる血行不良も、ちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きを低下させる原因です。
また、加齢によってもちぢみすぎを防ぐ腱紡錘の働きは低下してしまいます。
年齢を重ねると若い頃よりも運動量は減ってくるため筋肉量が減少し、筋力低下を起こしてしまいます。
筋肉量が減ると筋肉内の血行も悪くなってくるため、疲労物質が排出しづらくなり、就寝中にこむらがえりのリスクが高まってしまいます。
足がつらないようにするにはどうすれば良い?
●水分、ミネラルをこまめに補給
運動中や就寝中は水分不足でこむらがえりが発生しやすくなります。スポーツドリンクなどで水分・ミネラルを補給するようにしてください。
また、就寝前にコップ1杯の水を飲むのも有効ですよ。
●栄養バランスに気をつける
マグネシウム不足は腱紡錘の働きを低下させてしまいます。
マグネシウムは、わかめやひじきなどの海藻類やナッツ類に多く含まれています。
カルシウムは、乳製品や大豆製品、魚介類に多く含まれています。
カリウムは、さつまいもなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物に含まれています。
また、疲労を回復させるのに、豚肉やうなぎなどに含まれているビタミンB1、レモンや梅干し、お酢に含まれるクエン酸も摂れると良いでしょう。
●からだを冷やさない
冷えは筋肉を収縮させてしまいます。
夏でもパジャマは長ズボンを選ぶ、足にタオルケットをかけるなどしてください。
●湯船につかる
シャワーだけで済ませるのではなく、湯船につかってからだを温めて血行を良くして、疲労物質を流しましょう。
●空いた時間にストレッチ
仕事で座りっぱなし、立ちっぱなしの方、休憩時間にふくらはぎを伸ばしたりすることも予防になります。
施術してもらったときだけ、たまにしかやらない、やり方が間違っていたら効果は期待できません。
先月は、働きの悪くなった筋肉に意識を向けてギューっと力を入れる、関節トレーニングのやり方がよくわからないという方のために、コツを5つお伝えしました。
先月、働きが悪くなった筋肉が原因で、関節の痛み、からだの歪みになってしまいますとお伝えしました。
関節痛、からだの歪みの症状に対して、凝っている筋肉をゆるめる、鍼を打つ、関節をボキボキ鳴らすことをしても一時的に良くなることはありますが、根本改善にはならないともお伝えしました。
これらの筋肉は、関節を支える上で重要な働きがあるにも関わらず、かなり働きが悪くなりやすい特徴があります。
ヒトは、使いやすい筋肉ばかりを使う傾向にあるので、どうしても働きの悪い筋肉は、ほったらかしにされた状態になってしまいます。
いいえ、ちょっと違います。
動かして関節に痛みが出ているときに筋トレをしたり、ゴルフのスイング練習などをしても、関節を守り、動きをサポートするための筋肉は鍛えられません。
筋トレで動く筋肉は、大きくて使いやすい筋肉が動くので、良くなるどころか、さらに痛めてしまうリスクがでてきます。
じゃあ、どうするのか?
筋トレではなく、働きの悪い筋肉に意識を向けて関節を動かすトレーニングで、凝りや関節痛の原因となっている筋肉を動かすことで改善に導きます。
つまり、自分で動かすセルフケア、運動療法です。
え~~~!!
自分で運動するの?運動苦手やからできひんわ~って言われてしまいそうですが。。。(^^;)
じつは、運動療法は整形外科疾患においても、手術よりも効果があると実証されています。
これは日本だけの話ではなく、海外でも言われていることです。
私がここで言う運動療法は、重りを持っての筋トレではありません。
関節痛、ストレートネックなどのからだの歪み、首こり、肩こり、背中や腰、膝が痛い、からだの不調などなど。
しかし、関節矯正で整えたり、凝っている筋肉だけをゆるめる、鍼を打つ、温めて血流を良くするだけで、働きの悪い筋肉を放置していては根本的な改善にはなりません。
働きの悪い筋肉に何も手を打たず、施術後いつものように普段通りの生活動作や運動をしていると、時間とともにからだはまた元の歪みに戻り、一時的にゆるんでいた筋肉は再び凝り始めてきてしまいます。
今月のタイトルを見て「えっ!」と思ったかと思います。
2019年の高齢女性を対象とした研究結果では、1日4400歩を歩く人は、1日2700歩以下のあまり歩かない人と比べると、その後の4年間の死亡率が低いことがわかったそうです。
ただ、死亡リスクの低下は1日約7500歩で最大になるようで、1日1万歩やそれ以上歩いてもメリットがないこともわかったそうです。
同様に2020年の研究結果では、1日8000歩から1万2000歩を歩く人は、1日4000歩の人と比べて、あらゆる原因での死亡リスクが低くなるとわかったそうです。
これらを合わせると、1万歩に達しても、達していなくても、多く歩くことは健康に良いということになります。
糸井中国整体術
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