今回のストレッチは、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類あるうちの静的ストレッチのほうについてです。
テレビや雑誌とかで、
「10秒数えましょう!」
「30秒間そのままキープしてください〜!」
「長ければ長いほど良いですよ〜!」って言ってたり、書かれてたり。。。
この静的ストレッチをするときに、なんで何十秒何セットなんだろうと?疑問に思ったことありませんか?
時間をかけてやれば効果が上がるかといえば、そうでもありません。ストレッチに関する研究報告はたくさんあります。
・20秒と60秒のストレッチでは効果はそんなに差がなかった。
・ストレッチ1回の時間は20〜45秒の範囲で、セット数は3〜6セットで効果があった。30秒を3セットでも効果はあった。
・ストレッチ1回の時間は15〜45秒の範囲で、セット数は3〜6セットで効果があった。
・ストレッチを15秒10セットやっても、5セット目以降は効果に差がなかった。つまり、5セット以上やっても3セットのストレッチと効果と変わらなかった。
・ふくらはぎのストレッチについては1セット60秒を3〜5セットで効果があった。1.お風呂上がりにストレッチをすること
筋肉を伸びやすくするには、からだを温めて血行が良くなっていると伸びやすいので、まずここで伸ばしたときの痛みは少し緩和されます。
2.20〜30秒を3セットする
からだが温まっているとはいえ、1セット目は筋肉は伸びにくいです。筋肉はゴムと同じ性質があるので、伸びると元に戻ろうとする働きがあります。この元に戻ろうとする動きも、少なくて3セット続けることで徐々に筋肉が伸びていくので、1セット目は筋肉を伸ばしやすくするためのカギを外す、2セット、3セットは筋肉をしっかり伸ばすためのストレッチ。
3.セット間の休憩は一瞬だけ
1セット目のストレッチが終わって、そこで休みすぎると、筋肉はまた伸びにくくなってしまいます。なので、セット間の休憩は「一瞬」だけにして、すぐに2セット目、3セット目にいきましょう。
息は止めないように、ゆっくり深く呼吸してください。
4.反動をつけない
反動はつけず、じっとして筋肉を伸ばすこと。反動をつけて筋肉を無理に伸ばすことを続けていると、筋肉の性質上戻ろうとするため、ケガにもつながります。じっくりじっと伸ばしてくださいね。
寝違えた直後にするべきことは?
仕事などで貼替えるタイミングがなかなかないと思うので、朝貼ったら昼前ぐらいに剥がして、皮フを少し休ませて、お昼休みが終わる前くらいに再度貼るようにして、仕事が終わったら剥がして皮フを休ませるをくり返してください。
寝違えた直後にやってはいけないこと!
早く治すためには?
寝違えた直後から、とにかく首の安静を!
痛いと感じる動作は避けてください。
傷ついた組織を修復するためには「安静」が、これ以上ない治療と言えます。
痛みが落ち着いてきたら、血流を良くして回復を促しましょう。
血流改善には、温める、ストレッチをする、マッサージをするなどいろいろな方法があります。
こんなときはどうすれば良い?
▶首の痛みが強いとき
仕事が休みの場合なら、タオルやマフラーを息が苦しくなるほど首にきつく巻かないようにしてグルグル巻くと、アゴを安定させることができるので楽になりますよ。
むちうちで首にコルセットを巻いているような状態ですね。
仕事がある場合は、前述したように首をなるべく安静にして、冷湿布を貼るのがベストかと思います。
▶病院には行ったほうが良い?
極端な話、寝違えは放っておいてもいずれ治ります。ただ、頻繁に寝違えを起こしているようであれば、専門医を受診して検査を受けることをおすすめします。
首の骨が本来の位置からずれて、首周りの筋肉を日常的に圧迫している可能性もあるからです。
寝違いを予防するには?
寝違いの原因は睡眠中に作られる姿勢です。つまり、就寝中の環境改善が必要になってきます。
1.適度に寝返りが打てるよう、寝具を整える
就寝時の姿勢と起床時の姿勢があまり変わらない方、就寝中に姿勢があまり変わらない寝相の良い方は、寝違いを起こしやすい可能性が高く、筋肉が凝り固まりやすいです。
お酒を飲んだ後は寝違えが起こりやすいです。その理由は、筋肉内の血流が低下しやすくなることと、酔っていると感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が減ってしまうからです。
また、過度に疲れているときも、お酒を飲んだときと同じことが起きやすくなります。飲酒後やいつもより疲れているときは、寝る前に経口補水液などでミネラルを補給することをおすすめします。ミネラルの摂取は血流の低下を防ぎ、寝違えの予防になるからです。
注意
つけっぱなしはNG
急性腰痛を緩和することが期待できますが、安心感があるからと1日中コルセットを巻いていると腰の筋肉の筋力低下を招いてしまいます。
なので、腰に負担をかける作業をしないときはコルセットは外すようにしてください。
そして、腰の筋肉を鍛えることを忘れないようにしてください。
予防的にコルセットを使用することに賛否ありますが、腰痛予防のために働かせなければいけない筋肉を動かす体操をすれば筋力低下は防げます。
動かす筋肉は腹横筋と腸腰筋です。
あと、もうひとつやってはいけないことは、コルセットを巻いたまま寝ないでください。
血行不良の原因になってしまい、別の症状が出てしまうので気をつけましょう。よくある勘違い
今月は現代人に多い『スマホ首』について書いていきます!
「スマホ首」や「ストレートネック」という言葉を聞いたことがあると思いますが、毎日スマホやパソコンを使う方にとっては、そうかも知れないと感じた方いらっしゃるんじゃないでしょうか?
1.スマホ首ってどんな状態?
スマホ首とは、日常的に顔を下に向けてうつむいた姿勢でスマホを長時間使うことで、首の後ろが痛くなったり、凝ったり、首の付け根のこりや肩こりなどの不調を起こしてしまいます。
正常な頸椎は体の前側に膨らむように弯曲しています。しかし、顔を下に向けてスマホを見る姿勢では、頸椎の弯曲がなくなり、まっすぐになった状態になります。それが長時間、長期間続くとまっすぐな状態が固定化されてしまい、からだの横から見ると頭の位置が前方に出ている状態になります。このような状態になっているのを「ストレートネック」とも言います。
2.スマホ首の原因
スマホを見る姿勢は、顔を下に向けるので自然とうつむく姿勢になってしまいます。その結果、頭の重心が前方に変わるので、首に大きな負担を与えてしまいます。
バスや電車で、うつむいて寝てしまってる人を見たことがあると思いますが、そんな状態と同じです。
うつむく角度によって、首が曲がれば曲がるほど、頸椎にかかる負担は大きくなります。
<うつむく角度> <首の骨にかかる負担>
0度 → 約4〜6㎏
15度 → 約12㎏
30度 → 約18㎏
45度 → 約22㎏
60度 → 約27㎏
うつむく角度を見ればわかるように、60度になると10㎏の米袋を約3袋分、首に乗せている状態になります。
長時間、長期間、頸椎に負担をかけ続けることで、頭は前へ突き出した姿勢を作り上げていくことになってしまい、これがスマホ首の原因です。
3.ストレートネックになりやすい姿勢は?
①長時間のデスクワーク(パソコン作業)
パソコン作業も、長時間モニター画面をのぞき込むような、前かがみの姿勢になるので良くない姿勢になります。首に負担がかかるのはもちろんのこと、背骨、骨盤のゆがみの原因にもなってしまいます。
②同じ姿勢での長時間の読書
いすに座ってうつむいたまま長時間の読書をすると、首に大きな負担をかけることになるのでストレートネックになるリスクは高くなってしまいます。
③高さのある枕の使用
高すぎる枕を使って就寝していると頸椎が前方へ圧迫されるので首や肩に大きな負担がかかり、周りの筋肉が緊張し続けてしまうので良くないです。その状態が長く続くと、起きた時に首や肩の痛みが出たりスト
レートネックになってしまう傾向があります。
4.ストレートネックになると、どんな症状が出るのか?
①肩こり・首こり
首周りの筋肉が過緊張になり、肩こりや首こりになってしまいます。この凝りは首に大きな負担をかけているので、放置してしまうと、軽く咳をしただけでも首に痛みが出ることもあります。
②頭痛、吐き気、めまい、イライラ、不眠など
頸椎の上部に負担がかかると、緊張性頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れやすくなったり、自律神経に支障をきたしてイライラや不眠といったメンタル面にも症状が出ることがあります。
③手や腕のしびれ、ヘルニア
頸椎の下部に負担がかかると、手や腕のしびれといった症状が出ます。
悪化すると頸椎椎間板ヘルニアになってしまうことも。
5.スマホ首(ストレートネック)の簡単セルフチェック
ストレートネックかな?と気になった方は、以下の方法でチェックしてみてください。
まず、背中を壁につけて立ちます。
その次に、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4ヵ所が特に意識しなくても自然に壁につけば、頸椎は正常な状態です。
どの程度のストレートネックなのか気になる方は以下の項目をチェックしてみてください。
①かすかに後頭部が浮いているが、少し意識すれば壁につく
→ ストレートネックの予備軍です。
②後頭部が壁から離れているが、がんばって意識すれば何とかくっつく
→ ストレートネックの可能性が高いです。
③後頭部が壁から離れすぎていて、どんなにがんばっても壁にくっつかない
→ 重度のストレートネックの可能性があります。
6.ストレートネックのケアの仕方、簡単にできる予防法
スマホ首(ストレートネック)のケアで重要なのは、スマホを使うときの姿勢を正すことと、ストレッチです!
スマホを持つ手を高く上げてたら疲れるやん!ってツッコまれそうですが、スマホを持っていない反対の手でスマホを持っている肘を支えるか、脇に手を入れると疲れにくいですよ。
こうすることで、スマホを見るときに両手を上手に使うと姿勢を正しやすく、スマホ首(ストレートネック)の予防にもなります。
首のつらさの解消には、姿勢に気をつけることとストレッチをしてみてください。
今年の花粉飛散量は、過去10年の平均飛散量と比較すると、東日本では多く、西日本では例年と同じかやや少なくなると予想されています。
花粉飛散量が少なかった昨年と比較すると、東北南部から関東、東海は2〜4倍、その他の地域は1.2〜2.8倍になるという予想がされているので、油断せずに早めの対策を心がけたほうが良いでしょう。体が硬い人には気になる話だと思いますが、結論から言うと残念ながら、お酢を摂ってもからだは柔らかくなりません(>_<)
科学的な根拠もありません。毎日たくさんの種類のストレッチをしても継続できなければ、からだの柔らかさは得られません。
1種目だけでも毎日お風呂あがりに30秒すると決めて、ハードルを下げて継続するほうが間違いなく早く柔軟性は得られます。
時間に余裕がある日は種目を増やしたり、時間をいつもよりかけたりすることで、からだを柔らかくする目標は達成しやすくなってきます。初めから高い目標を決めてしまうと続かなくなるので、お風呂上がりの体が温まっている30分以内に20〜30秒を目安にやってみてください。
では、お酢はからだにどんな影響を与えるのでしょうか?
お酢の主成分である酢酸は体内に入るとクエン酸に変化します。クエン酸には血管の拡張や血行の改善、疲労回復をより早める効果があります。
いままでの説では、疲労物質である乳酸が溜まることで筋肉が硬くなり、そのぶん柔軟性は落ちるので、お酢を摂ることで「乳酸」を取り除き、筋肉の凝りや緊張、張りといった症状を改善する働きがあると言われていました。つまり、「もともと持っている柔軟性を回復させる」という意味では、「お酢がからだを柔らかくする」というふうに解釈もできます。
しかし近年、乳酸が疲労の直接的な原因ではないことが明らかにされてきており、むしろ、乳酸は私たちのからだにとってプラスの働きをするエネルギー源であることがわかってきています。
お酢の摂取は、直接的に関節や筋肉を柔らかくすることにはつながりませんが、疲労の回復を促進してくれるもので、健康によいものであることは間違いありません。
あなたが持つ本来の自然治癒力を発揮できる状況を作り出してくれるので、うまく活用していくようにしたいものですね。お酢の摂り方には少々注意が必要です。
関節矯正といえば、関節をポキポキ鳴らすというイメージを持つ方がほとんどでしょう。
関節が鳴ることで、関節のズレが治った!と思っている方がたくさんいらっしゃいます。
からだが整ってスッキリ爽快感!と感じる方や、逆にこの音に恐怖心を持たれる方もいらっしゃいます。
私の考えは、症状が消えれば、どんな施術方法でも良いと思っています。
ただ、上記のように関節を鳴らすことで関節のズレが治るという誤解をされていてはいけないと思い、気のついたことを2つ訂正するべく、正しい認識と私の施術方針知っていただきたい思いで、今月はこのようなブログを書きました。
誤解その1:関節を矯正して音が鳴ったから、関節のズレが治った音ではありません
先月のブログにも書きましたが、関節を矯正してポキッと音が鳴るのは関節内の気泡がはじけた音で、関節のズレが治った音ではありません。
関節を鳴らす=関節のズレが治るという目的で父は施術をしていたので、よくポキポキと鳴らす施術をしていました。
関節のズレの原因は筋、筋膜などの軟部組織の硬さが関係しています。
関節を無理に鳴らそうとする行為が危険なんです。
父が引退したので言わせてもらいますが、父の施術は少々強引にでも関節を鳴らそうとするタイプの施術でした。
私に代が変わってからは、お客様に「じつは矯正されるのが怖かったんやけど、言えなくて我慢してた」というような話をカミングアウトしてくださった方がたくさんいらっしゃいます。
たしかに、無理に鳴らそうとするあまり、関節の可動範囲を超えて圧力を加えたり、お客様の身構えを無視してグイッと関節を鳴らそうとすることで筋肉や靱帯を痛めてしまうことがあります。他にも、YouTubeでみたことがあるのですが、タオルを首の後ろに引っかけて、ものすごい勢いで首を引っ張り、勢いがついているのでからだも一緒に引っ張られた方向に移動してしまっている施術を見たことがあります。あれは完全に筋繊維や靱帯を痛めてしまいやすいやり方で非常に危険な施術だなと思ったことがあります。
また、関節を鳴らす整体は非常に悪いと書いているのも見かけますが、関節を鳴らす整体が悪いのではなく、やり方や目的の問題だと私は思っています。
誤解その2:1回で治るという言葉の魅力 施術の回数で症状を治していくのではありません
もうひとつは、症状が1回で治るです。
まとめ
●関節を鳴らすから関節のズレが治ったのではありません。関節が鳴らないから関節のズレが治っていないのではありません。
●私2代目の施術は、筋肉などの軟部組織の硬さが原因で関節のズレが生じて様々な症状が現れるため、軟部組織を収縮させる、伸ばす、押圧する方法で関節のズレを治す。
糸井中国整体術
当院は完全予約制です。夜9時からの施術や土曜、日曜、祝日のご予約、施術もご相談ください。
予約専用電話番号 | 090-1148-5583(2代目院長直通) |
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定休日 | 不定休 |
2代目院長 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後 | ○ | ○ | 要相談 | ○ | ○ | ○ | ○ |