さぼり筋改善トレーニングで、からだが訴える不調(関節痛、慢性症状、首・肩こり、自律神経症状など)を根本から改善していく、関節をボキボキしない姿勢改善専門の整体院です
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2022/02/01
骨盤底筋群のトレーニングできていますか?  
今月は、骨盤底筋群のトレーニングをあれから実践しているけど「ちゃんとできてるのかな?」「どのくらい続ければいいのかな?」「いつ効果がでるのかな?」と思いながらトレーニングされている方のために、おさらいも兼ねてコツも書いていきます。
骨盤底筋群は、男女問わず鍛えるほうがメリットがあることを前月と前々月に渡ってご紹介しました。

骨盤底筋群のトレーニング効果が表れる目安は、約1ヵ月〜8ヵ月くらいと言われています。

約3ヵ月くらいから、効果が徐々に出始めると言われているので長い目で取り組む必要があります。

ダイエット目的で運動を始めて、効果が出始めるのと同じくらいの期間と思ったほうが良いですね。

ただし、骨盤底筋群のトレーニングは重りを使って負荷を加えることができない場所なので、過酷なトレーニングはできません。

自分の意思で発揮する筋肉の収縮力のみでしか鍛えられないので、トレーニング回数を増やしたからといって短期間で劇的に改善する方法はありません。


ただし、BMIが25以上の肥満傾向の場合は、骨盤底筋群のトレーニングのみでは効果が出にくいため、そのぶん前述した期間よりも長くなることもあります。
そんな時はダイエットをしながら、骨盤底筋群のトレーニングも取り入れるようにすると期間は多少短くなるでしょう。
根気が必要なトレーニングなのは間違いないですが、なんとしてでも改善したいと思う気持ちを持っているあなたならできますよ!
ちなみに、BMIは 体重(kg)÷ 身長(m)で算出できるのでご参考に。

そして、骨盤底筋群のトレーニングは始める年齢によっても効果と期間は大きく違ってきます。

早い年齢で始めれば、より早く効果が表れます。

一般的に筋肉は使わなければ、加齢と共に衰えてしまいます。

活動量が多い若年層であれば衰えは感じにくいですが、活動量が少なくなりやすい中年層から高齢層は筋肉に力を入れる意識がなければ、知らず知らずのうちに衰えてしまうので効果の実感まで長期間かかってしまいます。

筋肉は、トレーニングをすることによって機能が上昇したり維持できたりする一方、トレーニングを止めると衰えてしまいます。いかに自力で意識をして継続することが大事になってきます。


なので、毎日欠かさずできれば言うことなしですが、なかなか難しいですよね。

最初からハードルが高いと継続できないので、トレーニングに慣れるまでは2日に1回など継続できる間隔で実践してください。
忘れて欠かしてしまっても大きな問題はありませんが、その分だけ効果や期間が長くなってしまいます。
最初のうちは、骨盤底筋群のトレーニング自体にそれほど時間をかけなくても良いです。
1日数十分程度から始めるでも良いでしょう。
何回も言いますが、無理なく継続することが大事です!

ここからは、骨盤底筋群のトレーニングのコツを書いていきます。
骨盤底筋群の動かし方って意外と難しいと思います。
動かす方向を間違えていたり、違うところに意識が向いて力が入っていたり。。。

骨盤底筋群は関節を動かす筋肉ではないので、動きを目で確認するのは難しいです。
なので、骨盤底筋群に力を入れる方向と力が入っている感覚を意識することが大事になってきます。

力を入れる方向とか感覚とかに気をつけていると、いつの間にか下腹に力が入って息んでしまい、骨盤底筋群を押し出す方向に力が入っていることもあります。
排便するときのように押し出すように力を入れるのは間違いです。
力が入っている感覚を別の表現にすると、大便が出そうなのを我慢して引っ込める感覚、尿が出そうなのを我慢して引っ込める感覚です。
さらに女性の場合、膣から胃の方向に向かって空気を吸い上げるという感覚で力を入れます。
男女ともに、下腹にグッと力を入れて息んだり、下腹だけを引っ込めるのは間違った力の入れ方です。
仰向けに寝て、足を肩幅くらいに開いて両膝を立てて、膝は閉じないようにします。
下腹に手を当てて、自転車のサドルに当たる部分を意識して、静かにゆっくり息を吐きながら大便や尿が出そうなのを我慢して引っ込める感覚で力を入れると、骨盤底筋群が収縮します。
下腹に手を当てるのは、下腹に力が入っていないかを確認するためです。
数秒〜数十秒、骨盤底筋群に力を入れたら、こんどは静かにゆっくり息を吸いながら骨盤底筋群に入れていた力をゆっくり抜いていきます。
息を吐くのも吸うのも、ゆっくりですよ!
慣れない間は、下腹にやや力が入ってしまうと思いますが、慣れてくると下腹に力を入れることなく骨盤底筋群のみに力を入れることができるようになってきます。

また、呼吸を取り入れるのは、骨盤底筋群は呼吸時に働く横隔膜とつながっているからです。
息を吐くと横隔膜は頭の方向に引き上げられます。息を吸うと横隔膜は内臓がある方向に引き下がります。
この呼吸時に働く横隔膜の動きを利用して、息を吐いて横隔膜が頭の方に上がれば、それと同時に骨盤底筋群も引き上げられるのです。
さらに言うと、腹横筋や多裂筋といった体幹を支える筋肉ともつながっているため、この筋肉の収縮を促してから骨盤底筋群のトレーニングをすると、なお良いでしょう。

大事なことは、骨盤底筋群に力が入っている感覚を意識することです。

運動習慣が無かった人には、トレーニングを日常生活に取り入れることは難しいかと思います。
しかし、尿・便失禁などのトラブルを防いだり、正しい姿勢を手に入れるためには、このような症状と上手につき合いながら、計画的なトレーニングを継続するのが良いでしょう。
また、効果が出てきたからといって止めてしまうと、再び骨盤底筋群は衰え始めるため、日常生活に上手く取り入れることをオススメします。
力を入れる感覚がわかってきたら、寝ながら、座ったまま、立ったままでもトレーニングはできるので、チャレンジしてみてください。

 

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


2022/01/31
骨盤底筋群を鍛えるメリット(男性版)  

1月1日に公開するはずだったブログが公開できていなかったようです。

すみませんm(_ _)m

12月に女性の骨盤底筋群について書きました。

1月最終日ですが告知通り、男性の骨盤底筋群について書いていきます。


骨盤底筋群は、女性の産前産後に深く関係している筋肉なので、男性の場合は女性ほど気にしなくても良いように思ってしまいそうですが、じつは男性も骨盤底筋群を鍛えるほうが良いです。

それはなぜか?
男性の骨盤底筋群も衰えることで様々な不調が出てきます。

男性の骨盤底筋群は、女性とは少し構造が違います。

恥骨から肛門にかけて骨盤の底にある筋肉の集まりのことをいい、自転車に乗るときにサドルに当たる部分は女性と同じです。

男性の場合この筋肉群は、尿道を取り囲むペニスの下の部分と肛門の周りを取り囲んでいて、内臓、膀胱や直腸などを本来あるべき位置に収まるように骨盤の底から支え、姿勢を保ったり、排泄のコントロールをする役割をしています。

男性の骨盤底筋群も自分の意思で動かすことのできる骨格筋という筋肉に分類され、腕や足の筋肉、腹筋や背筋と同じように、鍛えると強くなる性質があります。 

男性の骨盤底筋群が弱くなるとどのようなことが起こるのか?

・不良姿勢からくる体調不良
骨盤底筋群が衰えると臓器の位置が正しい位置で保持できなくなってしまいます。
そして、周囲の筋肉がじわじわと負担を受けてしまうことで姿勢が崩れやすくなり、ポッコリお腹や前かがみ姿勢といった不良姿勢になりやすくなってしまいます。
体調不良の原因としては、臓器の位置が正常でないこともあるため、膀胱や直腸は他臓器からの圧迫を受けやすくなってしまいます。

「疲れやすい」「疲れがとれない」という不調を抱えている男性は少なくありません。

疲れなどの体調不良の原因は様々ありますが、骨盤底筋の衰えが原因の可能性もあります。

・ポッコリお腹、代謝の低下

骨盤底筋群の衰えは、尿もれを悪化させる他に膀胱以外の臓器にも、余計な負担をかけてしまいます。

特に排泄機能に負担がかかると、日々の活動量が減少するのと合わせて代謝も低下する悪循環になってしまいます。

代謝量の低下は太りやすくなったり、老廃物が溜まりやすくなってしまうため、下半身がむくみやすくなってしまいます。

また、からだのそれぞれの部位は細いけども下腹だけぽっこりしている人も少なくないと思います。

これは前述したように、骨盤底筋群で支えなければならない臓器が移動してしまい、下腹の太りの原因にもなってしまいます。

食べ過ぎだけを気をつけるのではなく、骨盤底筋群の衰えにも注目してみましょう。

骨盤底筋群を鍛えることで下腹、下半身痩せが見込めるうえに、代謝の上昇も期待できるので、ダイエットの際にはアプローチする部位のひとつとして考えても良いでしょう。


・尿もれ・便失禁

骨盤底筋群が衰えてしまうと、膀胱や直腸を正常な位置で支えることができなくなり、頻繁に尿漏れをしてしまう可能性があります。

ゴルフの素振りや仕事中のちょっとした力みで尿もれをしてしまう可能性があります。

尿もれだけでもかなりのショックを受けるのに、さらに便失禁の可能性まであります。

骨盤底筋群は、肛門括約筋の開閉にも深く関係しているので衰えると排便コントロールが難しくなってしまいます。

尿もれや便失禁は、高齢になってからの悩みだけではなく、じつは働きざかりの中年層にも多いトラブルなのをご存じでしょうか?
羞恥心からあまり表立って取り上げられないことから、サポート商品も少なく、男性を悩ませる原因となっています。

・前立腺がんの合併症

男性が発症するがんの中で非常に多いのが「前立腺がん」です。

いつ誰が発症してもおかしくない前立腺がんは、治療中や治療後に生じる合併症も悩みの種となっています。

それが、尿もれや勃起障害(ED)です。

手術や放射線治療により、前立腺周辺の神経や筋肉が傷ついてしまい、排泄コントロールの障害や勃起障害(ED)をきたしてしまいます。

この合併症を改善する方法として、骨盤底筋群を鍛えることが推奨されているのをご存じでしょうか?

定期的に継続して骨盤底筋群を鍛えることで、排泄障害や勃起障害の改善が見込め、骨盤底筋群はホルモン分泌にも大きく関わる精巣にも関係しています。

骨盤底筋群が正常な働きをすることで、精巣も正常にホルモン分泌ができるようになります。

その精巣から放出されるアンドロゲンというホルモンは、前立腺がんや前立腺肥大にも関係しています。

骨盤底筋群は、男性に必要不可欠な多くの機能を支えている筋肉群なので、鍛えておくほうがからだへの負担はなにかと軽減されます。


・骨盤底筋群と男性不妊の影響にも
男性不妊の原因と種類はいくつかあり、そのなかで勃起障害は男性不妊の種類のひとつです。

男性不妊には先天性と後天性のものがあり、先天性の原因は様々な遺伝的要因や発育段階で受けた影響等で性機能不全になるものです。

性機能不全とは、性的欲求や性的興奮とその最高潮などが減退、欠如する状態をいい、勃起障害や射精困難などがあります。

後天性の原因は、ストレス、アルコール、喫煙、肥満・糖尿病、病気や薬の影響、精巣の損傷もしくは機能障害、精子の産出あるいは射精に関するトラブルなど様々なものがあります。
正常に勃起ができても長続きしない、弱々しいといった症状は年齢だけが原因ではありません。

改善、軽減することは可能!

上記症状は、骨盤底筋群のトレーニングを取り入れることで改善、軽減させることができます。 

トレーニングは、座ったまま、寝ながら、立ちながらでもできます。

大事なことは、骨盤底筋群に力が入っている感覚を意識することです。

力が入っている感覚として、大便を切る感覚、ペニスを持ち上げる感覚、尿を押し出す感覚があれば上手くできています。

骨盤を前に突き出すような動きは間違いです。骨盤は前に突き出さないようにして骨盤底筋群に力を入れてください。


・座ったままトレーニング

どんな椅子でも構いませんが、お尻が沈み込んでしまうような座面が柔らかい椅子ではなく、座面がしっかりしている椅子の方がやりやすいです。

椅子に深く腰かけ、背もたれにしっかり背中をつけます。

両手は真っ直ぐ下におろしたままで良いですが、慣れないうちは骨盤底筋群に力が入っているのを確認するために、ペニスの付け根の下(一般的な呼び方では蟻の門渡りと言われる場所です)を触れながらやるとわかりやすいです。

姿勢を正して、肛門からペニスの付け根の下、尿道へと徐々に力を入れます。

下から上に引き上げるように、5秒から10秒程度かけて引き締めていきましょう。息はゆっくり吐きながら骨盤底筋群に力を入れます。

不慣れな間は、回数よりも骨盤底筋群に力が入っているか意識するのが重要です。

慣れてきたら、5秒から10秒程度×10回、10回を1日のうちに10セットというように、少しづつ回数またはセット数を増やすようにして1日300回を目安にこなせると良いでしょう。

 

・寝ながらトレーニング

仰向けに寝て両膝を軽く曲げ、肩幅程度に足を開きます。

リラックスした状態で、肛門からペニスの付け根の下、尿道へと徐々に力を入れていきます。寝ながらでも、ペニスの付け根の下を触れながらやるとわかりやすいです。息をゆっくり吐きながら骨盤底筋群に力を入れるようにします。

骨盤底筋群に力が入らず、お腹だけがへこんでいないか、お尻の筋肉だけが硬くなっていないか確認してください。

もしも、お腹やお尻に力が入っていたら間違っているので骨盤底筋群を意識してください。

・立ちながらトレーニング

足を肩幅程度に開きます。腕は上げていても、下ろしていても構いません。

姿勢を正し、肛門から男性器にかけて力を入れていきます。全体に力を入れるというよりは、肛門からペニスを持ち上げていく感覚で力を入れていくことを意識してみてください。

テーブルや手を乗せられる台みたいなものがあれば、テーブルに両手を着き前かがみ気味で同じトレーニングを行うのも良いでしょう。

不慣れな間は、尿もれや放屁など排泄系トラブルが出る場合があるので、電車内や会社内では慣れてコントロールが出来るようになってからするのが良いでしょう。

 

先月よりも長くなってしまいましたが、自分の意思で動かせる筋肉で、男性も上記症状の悩みを改善できるなら、毎日の習慣としてやる価値は十分にあると思います!

継続は力なり!

男女問わず、性にまつわる症状の悩みって相談しにくいですよね。
骨盤底筋群を鍛えることで改善、軽減ができることをお分かりいただければと思い書かせていただきました。

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


2021/12/01
骨盤底筋群を鍛えるメリット(女性版)  
先月、ご相談が多かったワードに「骨盤底筋群」がありました。

骨盤底筋群は男女ともにある筋肉で、特に女性の方にはよく知られていると思います。

今月は、女性の骨盤底筋群に関することについて書いていきます。


骨盤底筋群とは?

恥骨から肛門にかけて骨盤の底にある筋肉の集まりのことをいい、自転車に乗るときにサドルに当たる部分です。
この筋肉群は尿道、膣、肛門の周りを取り囲んでいて、内臓や子宮、膀胱などを本来あるべき位置に収まるように骨盤の底から支える、排泄のコントロールをする役割をしています。
また、骨盤底筋群はヒトの姿勢を保ったり、自分の意思で動かすことのできる骨格筋という筋肉に分類され、腕や足の筋肉、腹筋や背筋と同じように、鍛えると強くなる性質があります。

骨盤底筋群が弱くなるとどのようなことが起こるのか?

内臓や子宮、膀胱などの臓器が下がってきてしまい、骨盤内の臓器で一番下にある膀胱が、内臓や子宮に常に押されている状態になってしまいます。
すると、くしゃみや子供と遊んでいる最中にジャンプをしたりなど、お腹に少し力が加わるだけで膀胱を圧迫することになるため、尿もれが起こってしまいます。
なかなか打ち明けにくい、からだの悩みですよね。
特に出産を経験された方は、分娩時に骨盤底筋群へダメージを与えてしまうので、腹圧性尿失禁を起こしやすい原因にもなるといわれています。
また、お腹の中の臓器を支えているので、加齢と共にだんだん重みに耐えられず骨盤底筋群がゆるんでくることでも尿失禁や下腹ぽっこりの原因にもなったりします。
健康な状態の骨盤底筋群であれば、くしゃみや子供と遊んでいるときにお腹に少し力がかかっても、内臓や子宮が膀胱を圧迫することはなく、骨盤底筋群が反射的に尿道口を締めてくれるので尿もれを起こすことはありません。

尿もれを予防するトレーニングは?

40代以上になると尿もれに悩む方が増えますが、そのほとんどは軽症で骨盤底筋群のトレーニングをすることで尿もれを予防することは可能です。
トレーニングをするときはどんな姿勢でも良いです。
仰向け、座って、立ったまま。
ただし、無理な姿勢や足腰が痛くなるような姿勢ではやらないようにしましょう!

仰向けになってトレーニングをする方法

1.仰向けに寝て、足を肩幅に開いて、両膝を軽く曲げて立てます。

2.次に5秒程度、尿道、膣、肛門を取り囲んでいる筋肉全体を締めるのですが、息を吐きながら、特に膣を締める意識を持ってください。胃の方向に引き上げるようなイメージで締めます。

3.その後は、息を吸いながらゆっくり膣をゆるめていきます。
このトレーニングは、締めるゆるめるをひたすらくり返して鍛える地味なトレーニングです。
5秒程度締めて、ゆるめるを10回繰り返し行って1セットとして設定しても良いでしょうし、締める秒数や回数、セット数は慣れに応じて調節すれば、無理なくマイペースでできるかと思います。
ただし、トレーニングの効果が出始めるのは毎日150〜200回やって約2ヵ月かかるといわれています。即効性はありませんが効果はあります!
立ちながらでも、座っていても、締めるゆるめるの要領は同じなので、気がついたときにトレーニングをすれば1日に150〜200回はこなせる?かと思います。
自分の意思で動かせる筋肉で、尿もれの悩みを改善できるなら、毎日の習慣としてやる価値は十分にあると思います!
継続は力なり!

このような力の入れ方は間違い

下腹部を引っ込めたり、ふくらませたりするのは間違いです。
太ももの内側に力を入れて閉じるようにするのも間違いです。
また、仰向けでお尻を持ち上げるだけのトレーニングは殿部に効くのであって、骨盤底筋群には効きません。
力を入れるのにも、どこに意識を向けて力を入れるかが重要になってきます。
骨盤底筋群を効かせるには、下腹部に力が入らないように膣を胃の方向に引き上げるようにキュッと締めるのがコツです。


今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は骨盤底筋群を鍛えるメリット(男性版)を書く予定にしています。

2021/11/01
痛いのを我慢して、ぐりぐりとマッサージをするほうが効き目があるの?  
今月は、よく質問のある「からだの凝っているところをぐりぐりと強めにマッサージをしても大丈夫ですか?」について書いていきます。

肩や腰、手や足などのからだの凝っているところがあると、強めにぐりぐりとマッサージをした経験ありませんか?
押したらめちゃくちゃ痛いけど、痛いのを我慢してぐりぐりとマッサージをしたら効き目がありそう、早く治りそうな感じがするから、耐えられるまでぐりぐり。。。
早ければ数時間後、遅くても翌日には、あれ?さっきよりもさらに痛くなって重だるさまで感じる。。。
スッキリするどころか、ぐりぐりしてひどくなった経験をしたことありませんか?

凝っているところは、筋肉に疲労物質などの老廃物が溜まってできた凝りなので、疲労物質を押し流すために強く押すと効果があるという思い込みでぐりぐり。。。

じつは、痛い場所を我慢してぐりぐりと強めにマッサージをするのはやめたほうが良いです。

早く治る気がすると思い、ついやりすぎてしまった結果、筋肉の線維をつぶして痛めてしまい、余計な痛みが出てしまうからです。
つぶれてしまった筋肉線維は自然に修復されますが、筋肉の質は硬くなりやすく、凝りや痛みがさらに増す可能性はあります。

痛い場所、凝っている場所を強く押せば早く治るものではないので、押す強さの目安は「痛気持ち良い」と感じる程度までです。
痛気持ち良いを通り越して、痛いのをひたすら我慢してぐりぐりと強くマッサージをしても、効果はないので気をつけてください。

でも、痛い場所をぐりぐりしてしまう場合は、痛気持ち良い程度の強さでゆっくりと円を描くように動かしたり、筋肉の走行に合わせてゆっくりと押し伸ばすようにしてください。
物足りなさを感じると思いますが、からだにはそれがちょうど良い強さの刺激なのです。

ただし、凝っている部分は揉んでも叩いても根本的な改善にはなりません。
一時的に血流は改善しますが、からだの中で働きの悪い筋肉があると凝りはなかなか改善できません。
なので、凝りがある場所の筋肉は働き過ぎている結果なので、ほどよい強さのマッサージと働きの悪い筋肉を働かせるようにするセルフケアを併用するほうが根本的な改善になります。
強刺激のぐりぐりマッサージに慣れてしまわないように気をつけましょう!

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021/10/01
寝起きに腰が痛いのはなんで?  
普段、そこまで腰痛が気にならない方でも、寝起きにギックリじゃないけど、あ゛〜腰が痛い〜っていう方、いらっしゃると思います。
パッと起きられず、寝床でゴロゴロして腰に気を使いながらゆっくり起きますよね。

あお向けで寝ると、首、肩、腰は特に体重の負担が集中する部位です。

眠っているからリラックスしているはずですが、なぜ痛くなってしまうのでしょうか?
今月は「寝起きに腰が痛いのはなんで?」を書いていきます。

なぜ寝起きに腰が痛くなるのか?

1.マットレスが合っていない
寝返りが打てない少ない人は、子どもが隣で寝ている、狭いところで寝ているなど物理的要因がない限り、マットレスの影響は受けやすいです。
マットレスが合っていないと寝返りが打ちにくくなるので、どんなものでも良いというわけではありません。

あお向けで寝ると、腰は寝ている間に体重の負担を受けやすい部位なので、体重が集中することで腰まわりの筋肉は緊張してしまい、疲労物質や痛みの原因物質が溜まってしまいます。

そのため、寝起きの際に腰が痛くなってしまうので、マットレスの性能は睡眠時の腰の痛みに大きな影響を与えます。

寝起きに腰の痛みがない方は適度に寝返りを打っているので、寝返りを打つことで姿勢が変わり睡眠中の腰への負担が他の部位に分散されます。


2.眠るときの寝方

あお向けやうつ伏せ、横向きといった同じ姿勢で長時間寝ると、腰に負担がかかりやすくなります。

あお向けで寝ると内臓の重さが常に腰に負担をかけてしまいます。

横向きで寝ると左右のどちらかに負担をかけてしまうので、骨盤は歪みやすくその結果、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

そして、腰に一番負担をかける寝方がうつ伏せです。

うつ伏せで寝ると、重力で内臓の重さの影響を受けて腰が反ってしまうため、腰痛が起こりやすくなってしまいます。

3.血流不全
腰まわりの血流が悪いと疲労物質や痛み物質が蓄積し、寝起きの腰の痛みの原因になってしまいます。血流を悪くする要因にはどんなものがあるのでしょうか?
①冷え
ヒトは冷えを感じると、血管を収縮させて体温を外へ逃がさないようにする働きがあります。
なので、夏場はクーラーを使用して寝た場合には、部屋の温度が低いと血流が悪くなってしまいます。
寝ている間の部屋の温度管理、タオルケットや布団を上手に使わないと、寝起きの腰痛につながりかねません。
②ストレス
冷えで血管が収縮する話をしましたが、ヒトはストレスを受けることでも血管を収縮させる働きがあります。つまり、ストレスで交感神経が刺激され血管が収縮されてしまうのです。
交感神経が刺激されると脳が興奮状態になります。このままの状態で寝ようと思っても、なかなか寝つけなかったり、夜中に起きてしまったりすることがあるので睡眠の質を低下させてしまうことにもつながります。
③更年期障害
血流が悪くなる原因として、冷えと交感神経を書きましたが、交感神経を刺激するもう一つの要因が更年期です。
女性の場合、更年期による女性ホルモンの乱れが心身のバランスを乱され(ストレスになる)、さらに自律神経バランスまで乱されてしまうと交感神経が働きやすくなることで前述したように血流が悪くなってしまいます。睡眠以外のむくみや手足のしびれ、冷え性などの腰の痛み以外にも不調が出やすくなるので対策は必要です。

4.体重過多

マットレスが合っていないところで書きましたが、体重過多で寝返りが打ちにくい柔らかいマットレスを使用していると、寝ている間の腰への負担はかなり大きくなるので、寝起きの腰の痛みは生じやすくなってしまいます。


寝起きの際の腰痛対策

寝起きの際の腰痛を軽減するにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか?

 

1.からだのために性能の良いマットレスを使う

マットレスには多少の硬さが必要です。柔らかいマットレスはふかふか感があって気持ち良いのですが、衝撃や重さを吸収するので反発力がなく寝返りが打ちにくいです。

しかし、硬いマットレスは反発力があるのでスムーズに寝返りが打てます。つまり、寝返りの少ない人が柔らかいマットレスを使用すると、寝起きの腰の痛みが強くなってしまいます。

そこで、寝返りの少ない人へのオススメは、硬めの高反発マットレスが良いでしょう。適度な硬さが反発力になって、スムーズな寝返りをサポートしてくれます。

ただし、寝心地は硬いので「柔らかいほうが良い」という人には合わないです。

柔らかいマットレスの方が良いという方には低反発マットレスが良いでしょう。

低反発マットレスは「体圧分散性」に優れているのが特徴で、特定の部位に集中する体重を全身に分散させることで、負担を軽減させる性能があります。

高反発のマットレスでしっかりと寝がえりを打つか、低反発マットレスで体重を全身に分散させるかが大切になってきます。

2.寝る姿勢に気をつける

マットレスの種類と合わせて考えないといけませんが、寝る姿勢を作るのも重要です。

寝る姿勢で一番良くないのは、うつ伏せで寝ることです。うつ伏せで寝ることで腰椎が過度に伸展する(腰が反ってしまう)ために痛みが出やすくなってしまいます。

また、あお向けで寝るのも、腰椎が伸展しやすいからだの状態の場合は注意が必要です。あお向けで寝る場合は、膝の下にクッションを入れることで股関節が少し曲がるのに合わせて腰椎も少し屈曲するので腰痛予防に効果を発揮します。

横向けで寝る場合は、ほとんどの方が自然に膝を少し曲げるので腰椎を軽く屈曲するため痛みが出にくい姿勢を作ることができます。しかし、寝返りが打てずに長時間横向けで寝てしまっては、左右のどちらかに負担をかけ続けてしまうので、肩や腰に痛みが生じてしまいます。


3.冷えの対策をする

特に夏場は短パンで寝る方もいらっしゃるかと思います。膝から下が冷えやすくなるので、タオルケットや布団を上手に使うのも対策できる一つの方法です。
あと、運動を習慣化して筋肉量を増やし、冷え性対策につなげられると良いですね!
ヒトの体温は筋肉で作られるので、ウォーキングから始めて徐々にジョギングやランニングへと移行して、強度の高い有酸素運動を数ヶ月続けるだけで筋肉量を増やすことは可能です。

4.ストレッチをする
2021年6月1日のブログで書きましたが、お風呂上がりに腰を曲げたり、反らしたり、ねじったりのストレッチをするのも予防になります。

就寝中に寝返りが打てていれば寝起きの腰痛の心配はありませんが、上手く寝返りが打てていないと寝起きで腰が痛くなってしまいやすいです。
上記4つの対策で寝起きの腰痛は軽減されると思うので、少しでも気持ちの良い朝を迎えられると良いですね。
今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021/09/01
くすぐったくない場所で「くすぐったい」と感じる場合は要注意!  
今月は、施術をしているとくすぐったくて緊張してしまう方が少なからずいらっしゃいます。

そこで、くすぐったい場所でもなく、くすぐるような刺激でなくても「くすぐったい」と感じてしまうことについて書いていきます。


ヒトの感覚には温かい(温覚)、冷たい(冷覚)、痛い(痛覚)、触られた(触覚)、押された(圧覚)と感じる器官があり、「くすぐったい」と感じる器官はありません。
耳の周辺や首筋、脇の下、股関節のつけ根付近などを触られると、特にくすぐったいと感じませんか?

じつは、これらの場所には触覚のセンサーが集中しているので、皮膚感覚が特に敏感な場所なんです。

また、敏感な場所は皮膚が薄く、皮下に動脈が走っている場所も多いため、からだの弱い部位は本能的に外部からの刺激に対して危険部位と認識しているからと考えられます。


では、からだの敏感な場所以外で「くすぐったい」と感じるのは大丈夫なんでしょうか?
痛くなくて「くすぐったい」から悪くないと思ってしまいがちで、なによりも笑ってしまうために大丈夫かな?と許されてしまう感じがありますよね。
じつは、からだの敏感な場所以外で「くすぐったい」と感じるのは、痛みを通り越して過敏に反応し始めた状態で、からだから発する危険なサインでもあるのです。
「くすぐったい」感覚は痛いと感じるよりも耐えがたいと感じると思いますが、凝りがひどくなると感覚異常を起こしてしまい、触刺激に対して拒絶反応が起こっている状態なので「くすぐったい」と感じる場合は痛みを感じるよりもからだの状態は悪いといえます。

知らないうちに溜まってしまった凝りは血流を悪くしますし、からだに様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
痛みよりも、くすぐったいだけだから悪くないと思ってしまいがちですが、そんな時こそからだのメンテナンスをしていただきたいと思います。

施術の際に、くすぐったいと感じる場合は遠慮なく、我慢せずに言ってください。

 

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021/08/01
エアコンの温度設定争奪戦!
男女の体感温度が違うのなぜ?  
暑い!
梅雨が明けた途端にこの猛暑。
ほどほどの塩分と水分補給、そして朝からエアコンを使うことにためらわず、上手に使ってください。
今月は、男女での体感温度の違いについて書いていきます。

夏は特にエアコンの温度設定に悩みますよね。
老若男女問わず、温度設定の争奪戦を経験された方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
一般的に男性は暑く感じ、女性は寒いと感じる方が多いです。反対に、男性の冷え症もあるので、夏場のエアコンで寒いと感じる男性もいらっしゃいます。
温度の感じ方というのは人それぞれですが、男女差では3〜5度もの差があると言われています。
特に、女性に多い「冷え症」はエアコンによる冷えすぎで体調を崩す方もいらっしゃいます。

では、男女でなぜこんなにも体感温度が違うのかというと、筋肉量や皮下脂肪の影響があります。
女性のからだは男性と比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴があります。
男性は逆で、筋肉量が多く、脂肪が少ないという特徴があります。
ヒトの体温は、約6割が筋肉で熱を作り出すので、筋肉量が少ない女性にとっては熱を作り出しにくいからだになっています。
そして、皮下脂肪にはからだの熱を逃がさない断熱材としての役割があるのですが、血管が少なく、いったん冷えてしまうと温まりにくい性質があるため、皮下脂肪が少ない方にとっては筋肉から作り出された熱は逃げやすいということになります。
つまり、男性は発熱量は多いけど断熱性能が悪く、女性は発熱量は少ないけど断熱性能が良いという、燃費の違いがあるために体感の温度差が生じてしまうのです。

また、皮フ組織にも秘密があります。
温かい、冷たいと感じる温度センサーが皮フ組織にはあります。
その冷たいと感じるセンサーが温かいと感じるセンサーよりも数が多く、より皮フ表面に近いところにセンサーが分布しているので、女性にとっては寒いと感じやすい要因のひとつともいえます。

エアコンによるからだの冷えは、慢性化して症状がひどくなると「冷房病」、医学的には「自律神経失調症」のひとつとして診断されます。
特に中高年になると、動脈硬化や血管の老化などから血流が悪くなるうえ、皮膚感覚は鈍くなりエアコンの冷気に気付かずに症状を悪化させてしまうことがあります。
自律神経は、体温調節も行いますが、5度以上の急激な気温変化には素早く対応することがむずしいと言われています。気温の著しい変化が繰り返されると、体温を下げる交感神経や体温を上げる副交感神経のバランスに異常をきたし、その結果、体の冷え、肩こり、疲労感、便秘、腰痛、手足のむくみなど自律神経失調症に似た症状が現れます。

エアコンによる冷えすぎ、室内と屋外との温度差は冷房病の主な要因です。
冷房時に男女問わず冷え症の方は、厚手の靴下、ズボン、ひざ掛けなどで下半身の冷えを予防することが重要になってくるので、冷えを我慢しないようにしてください。
寒がりがダメではなく、暑がりがダメなわけでもなく、そもそも男女のからだの構造が違うので、エアコンの温度設定で言い争いのないようにお互いのからだを思いやって理解してあげましょう。
特に暑がりの男性は、仕事から帰宅して部屋が暑いからといってエアコンの温度を下げるよりは、扇風機の風を自分のからだにだけ当てて熱気を飛ばすようにすればエアコンの温度を下げる必要はありません。
ただし、急激な温度変化は心臓血管系の負担や冷房病の要因になるので、熱さが収まれば、いつまでも冷やすのはやめておきましょう。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。

2021/07/01
マスクの影響で「首コリ」の方が増えています。  
若い年代にもコロナワクチンの接種が始まっていますが、ワクチンが足りていないようですね。
そして、ワクチンを接種してもマスクの着用はまだまだ必要のようですね。
今月はマスクの影響で「首コリ」になってしまうことについて書いていきます。

コロナ感染の予防でマスクが必要になってから、首コリからの頭痛、首コリから首のしびれや腕のしびれの方が増えています。
当院にも、マスクの耳かけが影響していると思われる首コリで、首や腕にしびれが出たりする方が来院されています。
季節を問わずマスクをしていると、特に梅雨の時期は吐いた息で暑いし、マスクの中は蒸れるし、口の周りにまとわりつくし、空気は吸いにくいし、とにかく息苦しいのは慣れないものです。

そして、マスクをかけ続けることは、熱中症状態や酸欠状態になってしまう他に、マスクを耳にかけているだけでも首コリを助長してしまいます。
マスクの耳かけも侮れません。

マスクを耳にかけることで、両耳にはわずかながらでも負担がかかり、両耳が固定される状態になってしまいます。
つまり、耳のすぐ上で、口を開けたり閉じたりしたときに動く筋肉(側頭筋:そくとうきん)や、首の前から耳の後ろの後頭部についている筋肉(胸鎖乳突筋:きょうさにゅうとつきん)に負担がかかってしまいます。
さらに、マスクを着けての呼吸は、不織布マスクなどの性能の良い場合には空気が通りにくい分、やや抵抗がかかったような感じになるので努力性の呼吸になりやすく、胸鎖乳突筋、斜角筋(しゃかくきん)、僧帽筋(そうぼうきん)といった首や肩の筋肉に負担がかかるため、首コリや肩コリにもなってしまいます。

ただでさえ、デスクワークの姿勢は首コリ、肩コリになりやすいうえに、マスクの耳かけとマスクで呼吸がしにくいという負担がさらにかかっているので、スマホ首と同様にきつい首コリ肩コリになって当然といえます。

マスクの耳かけが原因で起こる首コリで頭痛を感じる場合は「緊張型頭痛」になります。
「緊張型頭痛」については、2019年12月1日のブログで書いているので良かったら読んでみてください。

マスクを着用せずに外出や仕事をすることはまだまだ難しいですが、人と人との距離が十分に保てて、感染の心配がない場所ではマスクを外すようにしましょう。

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021/06/01
ストレッチをするときの秒数とセット数はどうやって決めてるの?  
新型コロナウイルスの影響で、家でYouTube等を見ながらいろいろな運動をする人が増えましたね。
今月は、ストレッチをするときの「何十秒を何セットしましょう」について書いていきます。

 

今回のストレッチは、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類あるうちの静的ストレッチのほうについてです。

静的ストレッチは、筋肉を関節の可動域いっぱいまで伸ばしてキープする、座って足をいっぱいまで開脚して、痛たた (>_<)と言いつつ我慢するやつです。

 

テレビや雑誌とかで、

「10秒数えましょう!」

「30秒間そのままキープしてください〜!」

「長ければ長いほど良いですよ〜!」
「3セット〜5セットやりましょう!」

って言ってたり、書かれてたり。。。

何秒やって何セットやったら良いの?って迷う方もいるかと思います。

この静的ストレッチをするときに、なんで何十秒何セットなんだろうと?疑問に思ったことありませんか?

時間をかけてやれば効果が上がるかといえば、そうでもありません。
ただ、ストレッチが健康に良いとわかっていても、毎日忙しい生活の中でストレッチにかける時間はなかなか多くはとれないですよね?
なので、仕事で疲れて帰ってきてからのストレッチを辛くなく、時短で効果的なストレッチはどうすれば良いのか?
ストレッチをかける時間とセット数の目安をご紹介します。

ストレッチに関する研究報告はたくさんあります。

結果のみを簡単に紹介すると、
・10秒のストレッチではあまり効果がなかった。

・20秒と60秒のストレッチでは効果はそんなに差がなかった。

・ストレッチ1回の時間は20〜45秒の範囲で、セット数は3〜6セットで効果があった。30秒を3セットでも効果はあった。

・ストレッチ1回の時間は15〜45秒の範囲で、セット数は3〜6セットで効果があった。

・ストレッチを15秒10セットやっても、5セット目以降は効果に差がなかった。つまり、5セット以上やっても3セットのストレッチと効果と変わらなかった。

・ふくらはぎのストレッチについては1セット60秒を3〜5セットで効果があった。

というような研究結果があります。
これらをまとめると、効果がありますよといわれている時間×セット数は、30秒×3セットが良いとされているのです。

ただ、私の個人的な考えですが、からだのめちゃくちゃ硬い人が、足を開脚するだけでも痛すぎる場合には10秒×3セットからはじめて、慣れてきたら30秒×3セットへ近づけていっても良いかと思います。
そして、以前のブログにも書いたことがありますが、効果を高めるには、やり方があります。
それは、

1.お風呂上がりにストレッチをすること

 筋肉を伸びやすくするには、からだを温めて血行が良くなっていると伸びやすいので、まずここで伸ばしたときの痛みは少し緩和されます。

 

2.20〜30秒を3セットする

 からだが温まっているとはいえ、1セット目は筋肉は伸びにくいです。筋肉はゴムと同じ性質があるので、伸びると元に戻ろうとする働きがあります。この元に戻ろうとする動きも、少なくて3セット続けることで徐々に筋肉が伸びていくので、1セット目は筋肉を伸ばしやすくするためのカギを外す、2セット、3セットは筋肉をしっかり伸ばすためのストレッチ。

 

3.セット間の休憩は一瞬だけ

 1セット目のストレッチが終わって、そこで休みすぎると、筋肉はまた伸びにくくなってしまいます。なので、セット間の休憩は「一瞬」だけにして、すぐに2セット目、3セット目にいきましょう。

 息は止めないように、ゆっくり深く呼吸してください。

 

4.反動をつけない

 反動はつけず、じっとして筋肉を伸ばすこと。反動をつけて筋肉を無理に伸ばすことを続けていると、筋肉の性質上戻ろうとするため、ケガにもつながります。じっくりじっと伸ばしてくださいね。


効果的なストレッチは、1セット20〜30秒で、少なくても3セット〜最大5セットまでを目安にやってみてください。
決して、短い秒数や長い秒数をするのが悪いということではありませんし、そこは満足度になると思います。
無理の無いようにストレッチをしてみてください。

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2021/05/01
痛っ!寝違えた!
どうしたら良い?  
朝起きたときに首や肩に痛みを感じたこと、一度は経験されたことありませんか?
そうです。寝違えです。
あの痛み、たまりませんよね。
思うように動かせないので、え〜マジかぁ〜(>_<)
ってなりますよね。
今月は「寝違え」の原因と対処法をご紹介します。

「寝違え」は首の周囲の筋肉、腱、筋膜などの急性炎症です。
寝違えが起きる原因は、睡眠時の姿勢が多いですが、からだに合わない寝具も影響しています。

通常、寝ているときの体勢が苦しくなると、無意識に寝返りを打って、首に負担がかからない体勢になろうとします。しかし、泥酔したときや体調によって寝返りをほとんど打てない環境だと、長い時間、首まわりに負担がかかり続けてしまいます。そうなると、首の筋肉が部分的に阻血状態となり、筋肉も凝り固まりやすくなってしまいます。この寝ている姿勢が睡眠中に作られる寝違いの原因です。そして、その状態で目覚まし時計が鳴り、起床しようと頭や首を動かした瞬間に「痛っ!」と感じたときには、わかりやすく言うと軽度の肉離れが起きてしまい筋肉などの急性炎症が発生してしまうのです。

寝違えた直後にするべきことは?

朝起きて「寝違えた!」と思ったら、とにかく痛みが出ない楽な姿勢から首を動かさないことです。
そして、冷やすのか?温めるのか?
炎症が起きている状態なので保冷剤などをタオルで巻いて痛みのある場所に当てて冷やしてください。
2日ほどで痛みが引いてきたら、今度は冷やしすぎないようにして、今度は温めるようにしてください。

また、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を患部に貼るのもおすすめです。ただし、1日中貼りっぱなしは避けてください。

仕事などで貼替えるタイミングがなかなかないと思うので、朝貼ったら昼前ぐらいに剥がして、皮フを少し休ませて、お昼休みが終わる前くらいに再度貼るようにして、仕事が終わったら剥がして皮フを休ませるをくり返してください。


寝違えた直後にやってはいけないこと!

良かれと思ってやったことが逆効果になってしまうこともあります。
やってしまいがちなマッサージやストレッチです。
痛みの動作確認をしようと頭を前後左右に倒したり、早く治そうと自己流のマッサージは悪化させる原因になるので、自分でほぐすのはNGです。
ストレッチも痛みが広がってしまい、治りが悪くなってしまうのでNGです。

また、炎症なので患部を冷やすのは良いことですが、氷のうや保冷剤などで長時間冷やしっぱなしはおすすめできません。
アイシングで一時的に鎮痛効果が得られますが、一方で筋肉の血流が悪化してしまうので、損傷部位の回復が遅くなる可能性もあります。
なので、冷やす時間は約15分くらいを目安にしてください。ただし、15分経っていなくても触っている感覚がなくなってきたらいったん患部から離して、感覚が戻ってきたら再び冷やすということを交互に行うと良いでしょう。アイシングは、やればやるだけ効果がでるわけではありませんし、長時間のアイシングは低温やけどを引き起こす場合もあるので気をつけてください。

反対に、炎症を起こした直後に温めるのは良くありません。患部には熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。
温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいです。できれば当日は、シャワー程度にしておくほうが良いです。

寝違えは凝りではなく急性炎症が起きているので、寝違えた直後は一時的に冷やすのはOKですが、長期的に冷やすのはNGです。
温めるのは、痛みが治まるまではNGと覚えてください。

早く治すためには?

寝違えた直後から、とにかく首の安静を!

痛いと感じる動作は避けてください。

傷ついた組織を修復するためには「安静」が、これ以上ない治療と言えます。

 

痛みが落ち着いてきたら、血流を良くして回復を促しましょう。

血流改善には、温める、ストレッチをする、マッサージをするなどいろいろな方法があります。


こんなときはどうすれば良い?

▶首の痛みが強いとき

仕事が休みの場合なら、タオルやマフラーを息が苦しくなるほど首にきつく巻かないようにしてグルグル巻くと、アゴを安定させることができるので楽になりますよ。

むちうちで首にコルセットを巻いているような状態ですね。

仕事がある場合は、前述したように首をなるべく安静にして、冷湿布を貼るのがベストかと思います。

 

▶病院には行ったほうが良い?

極端な話、寝違えは放っておいてもいずれ治ります。ただ、頻繁に寝違えを起こしているようであれば、専門医を受診して検査を受けることをおすすめします。

首の骨が本来の位置からずれて、首周りの筋肉を日常的に圧迫している可能性もあるからです。

 

寝違いを予防するには? 

寝違いの原因は睡眠中に作られる姿勢です。つまり、就寝中の環境改善が必要になってきます。

 

1.適度に寝返りが打てるよう、寝具を整える

就寝時の姿勢と起床時の姿勢があまり変わらない方、就寝中に姿勢があまり変わらない寝相の良い方は、寝違いを起こしやすい可能性が高く、筋肉が凝り固まりやすいです。

なので、自然な寝返りを打てるように就寝環境を改善します。低反発や柔らかい素材のマットレスだと、からだが沈み込むため寝返りが打ちにくくなってしまいます。寝返りが打ちやすいマットレスは、硬めのものがおすすめです。

2.首に負担がかからない高さの枕を使う
あまり寝返りを打たない人でも、枕の位置を正しくセッティングするだけで寝違えのリスクは随分減ります。

3.寒い部屋で寝るのは避ける
寒い部屋で寝ると、血流の悪化、筋肉が硬くなってしまいます。冬場はもちろん、夏場もクーラーで冷やしすぎないように気をつけてください。

4.泥酔状態、過度に疲れた状態で寝る場合はミネラルの摂取を!

お酒を飲んだ後は寝違えが起こりやすいです。その理由は、筋肉内の血流が低下しやすくなることと、酔っていると感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が減ってしまうからです。

また、過度に疲れているときも、お酒を飲んだときと同じことが起きやすくなります。飲酒後やいつもより疲れているときは、寝る前に経口補水液などでミネラルを補給することをおすすめします。ミネラルの摂取は血流の低下を防ぎ、寝違えの予防になるからです。


今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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糸井中国整体術

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